豊かな栄養素を持つ自然薯がすくすくと育つ!清水農園の「自然農法」




山芋の一種であり、山菜の王者といわれている「自然薯(じねんじょ)」は、摂取すると滋養強壮、ホルモン分泌促進などの効果があります。その自然薯を、より健康的に栽培することが可能なのが、自然農法と呼ばれる栽培方法です。
今回は、自然農法と、自然薯を栽培している清水農園について紹介します。
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自然農法とは?


自然農法とは、一般社団法人「MOA自然農法文化事業団」が実施・推進している農法です。この農法は、事業団が作成した公式ガイドラインに記載された基準・ルールに基づき、事業団に所属している農園によって行われている栽培法と定義されています。似たような栽培方法に有機農法がありますが、一部の有機肥料は農薬や化学肥料も含まれており、それらを使用する農家もいます。しかし、自然農法は、農薬などを一切して使用しておらず、有機肥料を使う場合も、純粋なものを使用しているのが特徴です。


和歌山県日高郡にある清水農園は、MOA自然農法文化事業団に所属しており、自然農法による自然薯の栽培を行っている農園です。従来の自然薯は、まっすぐに伸びるように栽培されたもの、短いかたまり状に育てる短形自然薯の2種類があります。清水農園で栽培されている自然薯はまっすぐに伸びているタイプで、他の農家とは異なる栽培をしています。
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畑にはMOA自然農法の看板が立っています。



旬の時期を逃さずに自然薯を購入しよう!


豊富な栄養素を含んだ自然薯は、大自然が生んだ栄養の宝庫といえる食べ物といえます。そして、自然薯が本来持っているうま味を最大まで引き出すのが、自然農法です。
清水農園は、和歌山の豊かな自然という恵まれた環境で自然農法を実施して、質の高い自然薯を栽培しています。当農園では在庫切れになった場合を除き主に11月から翌年3月頃まで販売しますが、11月~1月がおすすめです。旬の時期を逃さずに購入しましょう。